給付型奨学金
みなさん、給付型奨学金という制度をご存知でしょうか?
分かりやすく言うと、返す必要のない奨学金のことです!給付型奨学金は経済的な理由で高校や大学などの教育機関にいけない若者向けの制度です。これは実にありがたい制度ですよね。一般的に知られている奨学金というのは貸与型と呼ばれ、ある程度の収入を得ることができるようになったら返済しなければいけません。言ってしまえば借金です。
そのため給与型奨学金は本当にありがたいんです。いい制度ができてよかった。これで日本にも明るい未来が・・・
ではないんですよ〜みなさん!もちろん問題があります。
それは財源の確保ができていないんです。笑
一番大事なことです。ないお金をあげることはできません。一般的な奨学金は GIVE&TAKE です。しかし、今回の給付型奨学金に関しては GIVE&GIVEです。「お金はないけどとりあえず」といった姿勢は、その場しのぎをしていると私は解釈をしてしまいます。なぜなら財源がないからです。その場しのぎでは解決できません。
だって明日までの課題を徹夜で終わらせたところで何も学びは得ないでしょ?それと同じなんです。その場しのぎは限界があります。
フィンランド、シンガポールはともに教育熱心な国として有名ですよね!世界経済フォーラムにより出されている国際競争力でもシンガポールは2位、フィンランドは8位(2015-2016)です。フィンランドも2011年~2015年までは常に3位〜4位の順位でした。ちなみに日本は6位(2015-2016)。
国土も人口も日本より小規模な二つの国ですが、教育熱心なために経済発展を遂げているのが現実です。すごいです汗
ではどうすればいいのか。私は教育機関の教育資金が高すぎるのでは?と思いました。特に大学の学費は特に高いです。その理由として、人口の減少が上げられます。人口に対して大学の数が多いのです。そのため大学も競争を強いられ、学費を下げるにも下げられません。経営の存続のためには資金が必要なのです。
では、大学数を減らしましょう!というのが私の考えです笑 もちろんすぐにはできませんが可能性は0ではない気がします。それぞれの大学が競争しあうのではなく、経営統合など協力をすれば学費も安くなるのではないでしょうか?教育機関の質も上がるのではないでしょうか?学費が安くなれば経済的に苦しい若者も大学へ通うことができる上に、日本全体の成長にもつながります!奨学金の額も少なく抑えることができるのではないでしょうか?なので、給与型奨学金というその場しのぎで解決するのではなく、根本的に再編が必要な気がしますね!
当たり前ですが教育というもの自体が贅沢なことです。常に感謝し学びを増やしていきたいものです。
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